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無題
2011 / 10 / 13 ( Thu )
「ネタにマジレス」の時代が帰ってきた!?

「週刊SPA!」10月18日・26日号のニュースディープスロートで、夕刊ガジェット通信でもおなじみの中川淳一郎さんがたいへん真っ当なことを言っている。

「今、つくづく感じるのは、『なぜここまでネットを信じて嘘を広げる人が多いのか』ということと、『冗談を冗談として理解できぬ人が増えたら、もはや冗談とは言えない』ということだ」(同誌、32p)

まず、「なぜここまでネットを信じて嘘を広げる人が多いのか」だが、筆者もかねがねそう感じている。そもそもニュースや報道というものは、どんな大マスコミのそれであっても、疑ってかかるのが基本の「き」なのではないか。

ニュースを読む、または見る。どこまで本当なのか疑う。署名記事なのか、記者本人がレポートしているのかどうかをチェックする。同じネタでほかのニュースも読む、または見る。共通の表現があれば、その部分については少しの信用がおける。異なる表現があれば、自分はどちらに近い意見なのかを検討する。

以上は、新聞や雑誌などの紙媒体とテレビの話である。ネットの場合もニュースのチェック法はほとんど変わらないが、同じネタで余計な情報もはん濫している部分が大きく異なる。それこそ、「ネットを信じて嘘を広げる人」の情報に惑わされず、そういう情報をいかに切り捨てた上で、的確にニュースを読むことができるのかが重要であろう。

「ネットを信じる人」は、ざっくりと二つに分けられよう。第一は、純粋にネットの情報を信じてしまう人。第二は、まゆつばであることを分かりながらも面白半分に信じたふりをする人。言うまでもなく、第一の人のほうが真剣かつマジメに信じているだけに、たちは悪い。ネタにマジレス、というやつである。

続いて「冗談を冗談として理解できぬ人が増えたら、もはや冗談とは言えない」だが、これを意訳すると「ウソも百回言うと本当になる」になろうか。歴史上、世界の国々でファシズムと呼ばれる(呼ばれた)政権がこの手法を用いてきた。要は、そういう人が増えているかどうかはファシズムの危険が迫っているかどうかのバロメーターになる、という話である。

では、「なぜここまでネットを信じて嘘を広げる人が多いのか」と「冗談を冗談として理解できぬ人が増えたら、もはや冗談とは言えない」という状況に対する処方箋は何か。馬鹿のひとつ覚えと思われるかもしれないが、それは情報に対する免疫力つけること、すなわちメディア・リテラシーを育むこと、としか言いようがない。

当たり前の話だが、自身にゆとりや余裕のない状況になると、人はユーモアをユーモアとして、洒落を洒落として理解できないようになる。ならば、メディア・リテラシーよりも大切なものは、ちょっとした「笑い」なのかもしれない。

(谷川 茂)



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スティーブ・ジョブズ氏死去 記憶しておきたい5つの名言
日本時間10月6日午前、米Apple社は創業者で前CEO、現会長のスティーブ・ジョブズ氏が亡くなったと発表しました。現在Appleのトップページには、ジョブス氏の遺影が映し出されており、画像をクリックすると次のようなメッセージが表示されます。*1

アップルは明確なビジョンを持ち、創造性に溢れる天才を失った。そして世界は素晴らしい1人の人間を失った。
スティーブと共に働き、このことを幸運にも知ることが出来た私たちは親友であり、精神的な指導者を失った。
スティーブは彼のみにしか作れないものを残し、彼の精神は永遠にアップルの根幹となる。

*1 Apple - Remembering Steve Jobs
http://www.apple.com/stevejobs/[リンク]

生前、彼は数々の名言を残しました。ここではその中から厳選して5つ紹介します。

1.「海軍に入るくらいなら海賊になった方がいい」

マッキントシュの開発中、プロジェクトのメンバーを鼓舞するために言った言葉。彼はこの精神に則り、同社で平行して開発していたLisaプロジェクトから次々と人材を引き抜いていきます。マッキントシュ・プロジェクトの入っていた建物の屋上にはドクロの海賊旗がはためいていた、という伝説的なエピソードとともに、記憶される言葉です。
また、「私たちはいつも偉大なアイデアを臆面もなく盗んできた」という言葉も、ジョブス氏の海賊精神を示すものとして後々まで語られるでしょう。

2.「このまま一生、砂糖水を売りつづけるのか、それとも世界を変えるチャンスをつかんでみる気はないのか?」

ジョブス氏の名言の中で最もよく引用される言葉です。ペプシコーラの事業担当社長をしていたジョン・スカリー氏を1981年から18ヶ月にも渡りヘッドハンティングします。その際の決め台詞がコレ。ジョブス氏の意向通り、スカリー氏は1983年にアップルの社長に就任します。

3.「あなたの時間は限られている。だから他人の人生を生きたりして無駄に過ごしてはいけない」

これも有名な言葉です。これには続きがあり、「ドグマにとらわれるな。それは他人の考えた結果で生きていることなのだから」と述べたとされます。画期的なアイディアで製品開発やビジネスをリードし続けたジョブス氏だからこそ、説得力があります。これから新しいことをはじめようとする時に、思い出したい名言です。

4.「ポルノが欲しい人はAndroidケータイを買えばいい」

iPhoneのApp Storeからアダルトコンテンツを削除したことに関してユーザーから寄せられたメールに対し、このように返信したそうです。ここまではっきりと答えられて、受け取った人は絶句したのではないでしょうか。いずれにしても、ジョブス氏のポリシーがよく分かる言葉でもあります。何か難癖をつけられた時には、このように毅然とした態度で臨むことを、彼から学びたいところです。

5.「こんな国、二度と来るか!!」

ジョブス氏は時に放送禁止用語を連発するような側面があったことでも知られています。この言葉は、2010年に来日した際、プライベートジェットに手裏剣を持ち込もうとして税関で止められ、怒って言ったとされてます。Apple社はこのエピソードを否定していますが、お茶目な彼の一面が垣間見える話なので、事実であって欲しいところです。
ジョブス氏の名誉のために付け加えると、彼は親日家の側面もあり、Apple本社の食堂では彼自らが考案した「刺身ソバ」というメニューがあるというのも有名な話です。
いずれにしても、帰国の際に税関で嫌な思いをした時には放ってみたい言葉です。

いかがでしょうか。他にも数々の含蓄のある言葉をジョブス氏は残しています。またプレゼンテーションの名手でもあった彼の姿は、多くの動画がアップされていて視聴することができます。ジョブス氏は亡くなりましたが、彼の雄姿や言葉の数々は、これからも多くの人を導くことでしょう。

Apple社では、ジョブス氏に対するメッセージを rememberingsteve@apple.com 宛まで送ることを呼びかけています。
MacやiPhoneユーザーの方は、哀悼の気持ちを、日本からも届けてみてはいかがでしょうか?

※画像はApple公式サイト(http://www.apple.com/)より
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